●運動会での動画撮影ポイント
〇事前準備
まずスマートフォンの空き容量を十分に確保しておくことが大切です。高画質な動画はデータ量が大きいため撮影中に保存できなくなるトラブルがよくあります。またバッテリーの消耗も激しいのでモバイルバッテリーを用意しておくと安心でしょう。そして、撮影の直前には柔らかい布でレンズを拭く習慣をつけてください。
〇高画質設定
おすすめの設定はフルハイビジョンと呼ばれる1080pでフレームレートを60fpsにすることです。数字が大きくなるほど動きが滑らかに記録されるため、全力で走る徒競走のシーンでも動きが滑らかに記録され、速い動きでも見やすくなります。4K設定は非常に画質が良いですが、保存容量を圧迫し長時間撮影では発熱やバッテリー消耗が大きくなる場合があります。学校の校庭のような明るい場所であればフルハイビジョンの設定で十分に美しい思い出を残すことが可能です。
〇ガタつかない構え方
動画がガタガタと揺れていると後で見返した時に目が疲れてしまいます。手ブレを防ぐ基本の構え方は脇をしっかりと締めてスマホを両手で持つことです。また足は肩幅に広げて少し膝を曲げると体の軸が安定します。スマホを動かすときは腕だけで動かそうとせず腰をゆっくり回すようにするとスムーズなカメラワークになるでしょう。三脚が禁止されていることも多いため自分の体を三脚のように安定させることが重要です。
〇徒競走での撮影術
上手く撮るコツは子供が走るコースの横側に立ちあらかじめゴール地点に体を向けておくことです。スタートの合図とともに上半身をひねりながら子供を画面の中央に捉え続けましょう。無理にズームを使いすぎると少しの揺れでも画面が大きく動いてしまうため基本は等倍のまま撮影して子供が近づいてきた時に迫力ある映像になるよう調整してください。
〇ダンスや表現種目
ダンスなどの集団行動では自分の子供だけをずっとアップで撮り続けると全体の流れが分からなくなってしまいます。最初は集団全体の華やかな動きを映し曲の盛り上がりや子供の見せ場が来たタイミングでズームを使って表情に寄りましょう。また子供が移動する種目では事前にどの場所で踊るのかを確認しておき移動先を先回りして画面内に収めるようにすると迷子の映像にならずに済みます。
〇逆光やピント合わせ
屋外の撮影でよくある失敗が画面が暗くなったりピントが外れたりすることです。できるだけ太陽を背にする位置から撮るように心がけましょう。またスマホの画面上で子供の顔を指でポンと叩くとそこにピントと明るさが固定されます。
●スマホ撮影で大切なこと
運動会でのスマホ撮影において忘れてはいけないのは、撮影に集中しすぎて自分の目で見ることや周囲への配慮です。画面越しに子供を追いかけるあまり自分の肉眼でその勇姿を見る時間がなくなってしまうのはもったいないですよね。また撮影に夢中になって通路を塞いだり後ろの人の視界を遮ったりすると周囲に迷惑をかけてしまいます。マナーを守りながら適度に録画ボタンを押しましょう。他の時間は自分の目でしっかりと応援して記憶に焼き付けることが、結果として一番素敵な運動会の思い出作りにつながります。



