ロボットオタクへのすすめ


人を癒やすのは人

なるほど、と考えさせられる記事がありました。孤独支援ロボットの話題です。これは、小中学生の時期に引きこもりとなった青年が作ったロボットのことで、 「対孤独用コミュニケーションデバイス」とうたわれているもの。2010年に発表された「OriHime」と言うんだそうです。引きこもりという孤独な時間を過ごした彼は、社会から孤立してしまうのでは・・という何とも言い難い孤独を味わったとのこと。彼自身はその状態から脱することができ、その後ロボット開発に没頭したそうです。そんな時、一人で孤独に暮らす高齢者や手足が不自由な人からの声があり、このような人達の手助けになるロボットを作ろうと決心したそうです。しかし、単に生活を便利にするロボットではなくて、OriHimeの場合は勝手にしゃべることはせずに、うかう人の目や耳、口となって離れた人とコミュニケーションを取る手伝いをしてくれるんだそうです。つまり、ロボットに癒してもらうのではなく、ロボットを介して人とコミュニケーションを取る。人を癒すのは人、との懸け橋にロボット製作をしているとのことです。なるほど。。


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